01 クラウド型電子カルテへのFAX送受信機能の実装
D社様(医療機関向けシステム開発会社)
- 検討背景
- 医療の現場ではFAXでのやりとりが強く根付いている中で処方箋や疑義照会、情報提供書のやり取りをシステムから直接行える仕組みづくりが必要だった。
- 業務課題
- 医療機関同士だけではなく、患者様でもFAX対応を望む声もあり、FAX送受信のためにクリニックに戻る等の手間を軽減したかった。
- 導入効果
- 当初想定していたFAX送信による利便性はもちろんのこと、メール送信を利用している医療機関であっても、迷惑メールフォルダの問題やPCを立ち上げずとも確認できるためインターネットFAXを積極活用することで、メール運用で抱えていた問題点についても解決できた。
医療業界で根強いFAX送受信機能の実装
医療業界では業務に使うパソコンなどは基本的にインターネットに接続しないことで、個人情報の漏洩を防いでいます。そのため、書類などは電子データではなくFAXで送るという考えが根付いているケースもまだ多くあります。その一方で電子カルテシステムの利用は進んでおり、メール等の電子データでは対応が難しい相手とも電子カルテシステムからFAX送信を可能にすることでご利用者のニーズに答える必要がありました。
システム連携が容易で安定利用が可能
クラウド型電子カルテシステムからのFAX送信にあたっては複数の候補がある中で、システム連携のためのAPIの公開情報も多く実装にあたっての技術的な情報も事前入手が可能だった点や問い合わせ時の対応も的確だったため、すんなりと機能実装、動作検証までできた点はInterFAXを選んだ要因です。
患者様との連絡手段としても活躍!
医療機関同士の診療情報提供書のやりとりや調剤薬局との処方箋のやりとりのみならず、ご年配の患者様ではメール等では運用が難しいケースもFAXの利用によりスムーズに対応可能になったケースもあり当初の想定よりも活用シーンが多く非常に助かっています。