03 受注確認・納期回答システムとFAXの連携
N社様(不動産向けシステム開発会社)
- 検討背景
- ハウスメーカー、工務店等2,000社に及ぶ取引先からの受注確認・納期回答システムの開発時にFAXの利用希望があがった。
- 業務課題
- メール送信は比較的楽に開発可能で、組み込むことはできるが実際に納期回答書を送付するお客様を考えるとFAXの方が早くて確実との希望があった。
- 導入効果
- 受注確認・納期回答システムの導入で業務の効率化が図れただけでなく、FAXでの回答というお客さんのサービス要求を同時に満たせたことがうれしい。初期・ランニングコスト共に想定よりもかからなかった。
受注確認・納期回答システムの開発依頼
お客様の出荷データベースとの連動によって受注確認・納期回答をハウスメーカー、工務店等2,000社に及ぶ取引先へ行うことが目的のシステムでした。納期回答の手法としてメール送信は比較的楽に開発し、組み込むことはできるが実際に納期回答書を送付するお客様を考えるとFAXの方が早くて確実との要望がありました。FAX送信は手作業で行うか、自動化するにしても高価なFAXサーバーや複数のFAX専用回線を導入を検討する中でインターネットFAXの利用を調べていました。
きめ細かな要件への対応
取扱商品の性格上、納期回答書に記載される商品明細には、厚さの単位である「㍉」といった特殊文字を多用します。また、受け取ったお客様が見やすいように罫線、フォントの飾りも使用したい。半角カナも制限なく利用したい。このようなことを考えると、メールの本文だけでのFAX送信では仕様を満たすことはできないと悩む中でInterFAXに辿り着き、早速テストしたところ問題なく利用ができたのでそのまま導入決定となりました。
運用後の管理や大量送信も問題なし
各自で受注確認書をFAXしたり、お客様からの納期問い合わせを手書きでFAX対応していたものがシステムで自動となっただけではなく、送信時間も15分程度と大量送信も問題なく、仮にエラーが出てInterFAXもエラー通知機能を利用することでエラーFAXのみを再送処理する等効率化を図れており運用に関しても満足しています。